2007-05-31 第166回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
○和田ひろ子君 まず、一年なんという言葉が出てくること自体、みんなは驚いているんですけれども。 二十二日のこの委員会で紙委員が、海上汚染防止法に基づき、独立法人の海上災害防止センターに対して緊急的な油の防除をさせるか否かについて質問があったときに、状況を把握しながら対応していきたいというふうな答弁がありました。 海上災害防止センターによる緊急的な防除措置は、ちょうど十年前のあのナホトカ号事件でも
○和田ひろ子君 まず、一年なんという言葉が出てくること自体、みんなは驚いているんですけれども。 二十二日のこの委員会で紙委員が、海上汚染防止法に基づき、独立法人の海上災害防止センターに対して緊急的な油の防除をさせるか否かについて質問があったときに、状況を把握しながら対応していきたいというふうな答弁がありました。 海上災害防止センターによる緊急的な防除措置は、ちょうど十年前のあのナホトカ号事件でも
○和田ひろ子君 事故発生から一か月ぐらい経過した今月の十九日に、五月の十九日に、座礁船の撤去作業を請け負うサルベージ会社が決まったんですよね。一か月たってですよね、やっと決まりました。これを受けて二十四日にさっきは連絡協議会をやられたということですが、業者の話だと、このスキームは二十八日掛かる、でも、台風が来るとか波が荒いとか、そんなこと言ったら二十八日掛ける何になるか分からないというようなことだそうでありますが
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。 私の方からも、松岡大臣に対しまして心から御冥福をお祈りいたしたいと思います。 それでは質問をさせていただきます。私は、宮城県、福島県沖に座礁したロシア船についてお尋ねをいたします。 ちょっと皆さんと認識を一緒にしていただくために、四月二十四日付けの毎日新聞をちょっと読んでみます。 ロシアから相馬港へ向かっていた貨物船が宮城県の磯浜海岸で座礁した
○和田ひろ子君 お願いします。
○和田ひろ子君 北岡先生の意見についてごく簡単に。ざっくばらんに話をしていいんですよね。 税制の見直しというか、企業が納める税金の一割でもいいからNPOにやれるというようなことを提言できたらいいですね。外国、諸外国はしてるでしょう、そういうこと。日本はそれ幾ら何回言ってもなんないんですよね。そうすると二千円でも三千円でもビジネスになるんですよね。みんな一生懸命やっているNPOに寄附できるという、それが
○和田ひろ子君 先生の今のお話に直接つながるかどうかは分かんないんですけど、お年寄りというか、退職の皆さんを是非地域に、地域で活用というと失礼だよね、地域が本当にお年寄りの皆さんというか退職者の皆さんを是非呼んでいただいて、結構高校の先生なんか、例えば古語を読む会とか、ああいうものをすごくもっと活用していただきたいなと私いつも思うんですが。 そして、今回、今年ではなかったんでしたっけ、お年寄りの方
○和田ひろ子君 品目がふさわしくないというふうに私申し上げましたが、品目について、トウモロコシとかサトウキビとか、変えていくというお気持ちはありませんか。
○和田ひろ子君 例えば品目横断の問題点というのは、今も申し上げましたように、規模による選別と品目がふさわしくないという、もうずっとこれは皆さん言っていらっしゃいますけれども、何か九州と北海道にとってもいい政策で、私たち会津、福島県なんかには本当に合わない政策だというふうに思います。 そして、過去の実績、WTOに関することがあるというふうに言われていますが、未来永劫、平成十六年、十七年、十八年の過去
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。どうぞよろしくお願いします。 政府が示す農業政策の方向性についてお伺いをいたします。 今年から品目横断的経営安定対策が本格的に実施されております。これは皆さんおっしゃいますように、選別政策ではないかというふうに言われています。一方で、今回の農山漁村活性化法案による施策は、農山漁村へ移住とか二地域居住を通じて農山村に人を呼び寄せるというものであります
○和田ひろ子君 遠洋漁業が及ぼす影響とか国内の消費価格が値上がりするとか大変懸念をされております。今おっしゃいました一割から二割高になっているということなんですが、やっぱり消費面の影響についてもなかなか深刻だと思いますので、どうぞ対策をお願いしたいというふうに思います。 それで、今年の一月に神戸で開催された世界マグロの管理機関の合同会合についてお伺いをいたします。 世界のマグロ資源は五つの地域漁業管理機関
○和田ひろ子君 資源の回復とか漁場の整備なんていうふうにおっしゃいました。輸入の魚が多いと思います。今、中国なんかでも、経済発展とともに人口の増加を背景にして石油資源や穀物などと同様に漁業資源についても争奪戦が行われている、日本は買い負けているなんていうニュースも出ているわけでありますが、今ホットな話題は、マグロがどうなるんだろうかというふうにみんな思っているというふうに思います。 マグロは日本人
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。よろしくお願いします。 前回の水産のことからお伺いをしたいと思います。 前回は水産自給率の向上対策についてお伺いをいたしました。ピーク時の一一三%が現在では五〇%台になっている。もういろんな要件はあると思いますけれども、今月決定される水産基本計画では、十年後の平成二十九年までに食用魚介類の自給率を現在の五七%から六五%に高めるという目標を置いておられますが
○和田ひろ子君 また、所信の中で、本年は農林水産業の新生元年というふうにおっしゃいました。我が国の農業がどうあるべきか、新生元年とは何ですか。
○和田ひろ子君 ありがとうございます。 私は、参議院議員になって十二年です。一貫して農林水産委員会に所属をさせていただきました。大変感謝をしております。 私は、農業に、農林水産、農林漁業に従事しておられる皆さんがもう誇りを持って農業、林業、水産業に就いていただきたい。国民の食料を守っておられる、水を涵養する、いい空気を出している、そういうことを誇りを持ってやっていただきたい。子供たちにバトンを渡
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。所信に対しての質問ということで今日は立たせていただきます。 今、松下新平委員がOIEの話をされました。OIEの基準は十万頭に一頭の検査ということですから、三千万頭を処理しているアメリカは四万頭やっているというのは、絶対に基準に合っていないわけであります。三百万頭はせめてやらなければいけない基準だというふうに思います。大臣からきちんとしたお答えをいただいて
○和田ひろ子君 このまま雌牛の数が減って、生産される子牛の数が減れば、子牛の価格はますます上がってしまうし、せっかくやっていただいたことも何か無駄になってしまう。肥育農家の経営が、本当に経営に影響が及んできます。また、国内の牛肉生産量も減ってしまって、消費者にとっては高い高い和牛の高級品を買わなければいけないということになってしまいます。 農林省は一昨年に、おととし策定した酪肉近代化方針というのを
○和田ひろ子君 一般的な経済の原則だとすると、高くなったらみんな、やってみたいという人が増えるはずでありますよね。しかしながら、増えていない。例えば、高齢者の皆さん、今まで牛一杯飼っていたけど、もう牛は飼えないから、じゃ繁殖牛をやってみようかななんという高齢者の方もいらっしゃらない。これは本当に変な感じなんですね。 〔委員長退席、理事常田享詳君着席〕 それは、将来の子牛の価格が安くなってしまうのではないか
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。どうぞよろしくお願いします。 質問の前にちょっと一言だけ申し上げたいんですが、今日の畜産物価格の安定に関する法律、また肉用子牛についての生産者補給金等の交付についてのものと、あと、こういうものは全部農林大臣が、農林大臣は安定価格を定めようとするときはあらかじめ食料・農業・農村政策審議会の意見を聴かなければいけない。この肉用子牛のところもそういうふうに
○和田ひろ子君 小さいコメントで結構でございます。
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。どうぞよろしくお願いします。 今日はお三人の先生方に、本当にすばらしいスウェーデンのワーク・ライフ・バランス、またイギリスの、そしてマイクロソフトの会社を通じたアメリカの話をお伺いして、とってもすばらしい、スウェーデンは風光明媚で、私たち普通の日本人にとってはスウェーデンってすばらしいところだ、また福祉の政策がすごい先行していてすばらしい、そんな中にこんなふうな
○和田ひろ子君 今日は大変貴重ないろいろのお話をありがとうございます。 教育の話が出ました。私はやっぱり、女性、この中絶とかいうのは本当に女性にとってはもう屈辱的なことなので、やっぱり学校、また家庭で、きちっと母性を大切に思うとか、そういうことをきちんと教えていかなくちゃいけないなという思いが、私、皆さん同じだと思いますが、思いがしました。そういうことを思えば、私たちも家庭での教育、私も自分の子供
○和田ひろ子君 これ、後で大臣にもお尋ねをしますのでこのぐらいにしたいと思いますけれども、例えば今回頻発している災害の問題があります。大変な災害が起こって、今年だけでも大変で、北海道とか静岡、広島、佐賀なんかで二十三か所だったんですね。総額は十三億円余りの緊急治山事業というあれが出たというふうに思いますが、その治山対策の概要をまずお尋ねしたいことと、復旧事業が良くなっているのか、ずっと前から積み残しはないのかどうか
○和田ひろ子君 国有林野事業、例えば民有林も同じなんですが、国有林野事業に携わられておられる皆さんが本当に日本の森林というものをきちんと守って今までいただいたということもあって、本当に何でこんな事業を分けるようなことしてしまうのかなと。本当に一体化してこそ林野行政だと私は思うんですけれども、何でこんなことに、まあ政府が行革の中でこういうふうに言ったとしたら、私たちはもう林野の皆さんはお守りする立場だからね
○和田ひろ子君 おはようございます。和田ひろ子でございます。 今、平野委員がおっしゃいましたように、担い手のところで品目横断というのを、私ちょっと県事務所でこの間、会津の支部で聞いてきました。麦に手を挙げている人は、広い会津の農家の中でお一人だけでした。いかにこの担い手法案が、もう過去の実績とかそんなことばっかり言っているから、農家の皆さんに本当にいい政策ではないということを私も付け加えて言わせていただきます
○和田ひろ子君 ばらまきにはならないというふうにおっしゃったんだから、やっぱりばらまきというのはあったんじゃないんですか。そして、ばらまきにならないように、言葉じりつかんで申し訳ないんですけれども、しないということからそういう担い手の絞り込みというのにつながってきたんですか。
○和田ひろ子君 じゃ、何か皆さんの心を農業新聞がちゃんと透かして、思いをおもんぱかって書いたのかなというふうに思いますけど。私は、この、何というか、農業新聞が言っていることは、まあ本当に農業新聞はよく読んだなという思いがします。 私は、大体こういうことは農家の皆さんの施策には合わないというふうに思います。農家の皆さん、みんな誇りを持っているんですね。本当に誇りを持って農業をやっています。私は、いつもいつも
○和田ひろ子君 実は、この法案に対して質問本当はしたくないなという思いがいたします。だって、通ってしまうんだもの。与党の皆さんが、通ってしまうというか、採決されてしまう。与党の皆さんは、この委員会で本当に私たちと同じ思いで、農家の皆さんのお気持ち、自分たちが農業経営をされているお気持ちをしっかり吐露されておられるので、きっとこの法案を継続にしていただけるのかななんという思いでずっと聞いておりましたら
○和田ひろ子君 二万円を言ったことないというふうにおっしゃいますけど、それは地元が確かに言ったかも分かんない、生産調整をするために地元が、農協、行政が言ったんです、確かに。それは農林省のお心をおもんぱかって言ったんですよ。きっと。(発言する者あり)以心伝心という声もあり。いや、本当に、確かに二万円を割ったら農家の生活は悪くなるから、それは言ってないけどお心をおもんぱかって周りがそういうふうにして農家
○和田ひろ子君 農家に、生産調整をするときに、農林省は米の値段二万円から割れたらあんたたちの生活苦しくなるんだよ、だから生産調整やんなさいと言ったんでしょう。二万円と言ったんでしょう。その二万円という数字はどこに行っちゃったんですか。お願いします。
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子です。 今、平野議員がすばらしい質問をされました。本当に私も、農業を知らない私がずっと農業を専攻して農業のこの委員会に置かせていただいているのは、本当に周りの農家が大変な苦労をしています。その苦労を少しでも国政にお聞かせしたいな、そういう思いでずっとここにおらしていただいているんですが、正に平野さんが言われたとおりだというふうに思います。 この三つの担い手法案、
○和田ひろ子君 はい。 丁寧にお答えをいただきました。順次聞いていきたいことでありますので。 フォローアップ、本当にそういうふうにされているのか。毎年毎年、例えば私、平成十四年の決算とか十五年の決算、十六年の決算、不当である、不当である、不当である。決算をいただいたのは大半の二〇%余りであるというふうにお聞きをこの間いたしましたが、それなのにもかかわらず、いつもいつも不当な指摘をされておられるわけですけれども
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。今日は会計検査院にまず御質問をしたいというふうに思います。 毎年こんなにすばらしい検査をしていただいて、私たちの予算執行のまずさに歯止めを掛けていただいていることに大変感謝を申し上げます。 それで、感謝と同時に、会計検査の基本方針ということで、検査の結果、予算の編成、執行や事業運営等に的確に反映され、実効あるものとなるよう、その後の対応状況等を適時適切
○和田ひろ子君 これでもうこの調査会終わりということで、もういいよというふうにおっしゃったんですが、さっきからいろいろお話聞いてみますと、やっぱりあの藤原正彦さんの話というのがみんな底辺にあって、義理と人情とか、日本の品格とか、教育の問題とか、今まで聞いた参考人の方たちの話で私たちのこの調査会のまとめは結構なんですが、この空いている時間に調査会の結論とは別に、時間があるんなら、もし先生にお時間があったら
○和田ひろ子君 付け加えていいですか。
○和田ひろ子君 民主党・新緑風会の和田ひろ子でございます。 本調査会では、成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応について、昨年に引き続いて調査を続けてまいりました。本年は、格差の問題、二〇〇七年問題と高齢者雇用、女性雇用などを中心に調査いたしましたので、これらの点につきまして私どもの意見を述べさせていただきます。 第一に、格差問題についてでございます。 我が国は、グローバル化の進展
○和田ひろ子君 簡単にお願いします。
○和田ひろ子君 正にそのとおりだと思いますけれども、地方の気持ちというものをもっと大切にしてもらいたい、そういう思いで質問をしました。 ちなみに、二〇〇四年の一月二十一日の経済財政諮問会議で、町村合併に反対するのは構わないけれども、具合が悪くなったときに何とかしてくれというふうに来られるのは困るというふうにおっしゃった大臣がおられました。これは、本当に単に反対しているんじゃないんですね。地域が余りにも
○和田ひろ子君 白熱の議論の後で、民主党・新緑風会の和田ひろ子でございます、質問をさせていただきます。 総理がたくさん今日は約束をされました。どうぞお守りいただきますようにお願いをいたします。 まず、行政改革の基本理念についてお伺いをいたします。 四月の十九日に衆議院の行政改革委員会の中で、我が会津の大先輩である渡部恒三代議士、民主党の国対委員長ですが、政治とは、弱い人のために、恵まれない人のために
○和田ひろ子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 育児・介護休業法、男女共同参画社会基本法など次々に法律は制定され、確かに女性が人間らしく生きられる環境が整ってはまいりました。ところが、一九八五年の均等法施行から二十年がたち、正社員の女性の率は六八%
○委員以外の議員(和田ひろ子君) お答えいたします。 第一に、政府案と民主党案の違いについてお答えをいたします。 制度の仕組みですけれども、政府案が児童手当制度の抜本的な改革は行わないで、当分の間の暫定措置としての特例給付を拡大する改正であるのに対し、民主党案では制度を一本化し、抜本的な改革を行っております。 第二には、制度の目的ですが、政府案が家庭における生活の安定を目的とした制度であるのに
○委員以外の議員(和田ひろ子君) お答えをいたします。 委員が御指摘されますように、議員提出法案においては、児童の養育に係る経済的負担の軽減を図るとともに、次代の社会を担う児童の成長及び発達に資することを目的といたしました。これは、端的に申し上げまして、衆院提出段階のものから表現を進化させたというふうに受け取っていただければと思います。 衆院の質疑で我が党提案者が答弁したように、健全育成というのは
○委員以外の議員(和田ひろ子君) お答えいたします。 この法案は、子供第一という方針の下、子供に着目をして子供が安心して育つことができるように、また親が安心して子供を育てられるよう、子育てに係る経済的負担を社会全体で負担すべきとの考えに立ち、児童の養育に係る経済的負担の軽減を図ることを目的としております。 現行の児童手当は、家庭における生活の安定を目的の一つとして、子供ではなく親に着目した制度となっており
○和田ひろ子君 人事交流の中で、今までの公務員の中で何でそれができなかったのか。その人事の交流をどうしてこれからも続けていくことができないのか、とってもその根拠が分からないんですけれども、民間との人事交流について、例えば任期付公務員制度とか任期付研究員制度ということもあったと思います。こうした制度を活用すれば、役職員の身分を非公務員化しなくても民間との人事交流が十分に可能だというふうに考えられますけれども
○和田ひろ子君 非公務員化する理由の一つとして、民間の共同研究の促進を期待されておりますよね。非公務員化しただけで民間との共同研究というのが促進されるという根拠は何なんですか。
○和田ひろ子君 民主党の和田ひろ子でございます。 まず、役職員の身分についてお伺いをいたします。 独立行政法人の役職員の身分というのは、本来は非公務員というふうにされていますが、独立行政法人の通則で、業務の停滞が国民生活又は社会経済の安定に直接かつ著しい支障を及ぼすものについては公務員であるというふうになっています。 現在、農林水産省が所管する二十一法人のうち十七法人は、さきの十三年度の制度導入時以来